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サステナビリティの取り組み|コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンス体制

方針・考え方

タカラトミーは、株主やお客様などのステークホルダーの信頼に応え、持続的な企業価値向上と透明性の高い健全な経営を実現することを経営の最重要課題の一つとして位置づけ、経営効率化を図りつつ経営チェック機能の充実、リスク管理/コンプライアンス体制の強化等、コーポレート・ガバナンスの充実と内部統制システムの継続的改善に努めております。

体制

コーポレート・ガバナンス体制

コーポレート・ガバナンス体制図

①取締役会

取締役会は取締役9名、監査役4名(うち、社外役員8名)で構成されており、議長は代表取締役が務めています。
取締役会は、グループ全体の基本方針・戦略の策定、重要業務の執行に関する決定及び業務執行の監督を行っています。
毎月1回の「定例取締役会」及び適宜「臨時取締役会」を開催しています。2024年6月26日開催の第73回定時株主総会以降、2025年5月までの開催回数は15回です。社外取締役、社外監査役ともに出席率は100%となっています。

2024年6月26日~2025年5月
取締役会への出席状況(開催回数15回)

氏名 出席回数(回) 出席率(%)
社外取締役 三村 まり子 15 100
社外取締役 佐藤 文俊 15 100
社外取締役 殿村 真一 15 100
社外取締役 伊能 美和子 15 100
社外取締役 安江 令子 15 100
社外監査役 山口 祐二 15 100
社外監査役 西 理広 15 100

②監査役会

監査役会は監査役4名(うち、社外監査役3名)で構成されています。監査役は原則として月1回「監査役会」を開催し、取締役の業務執行の監督及び監査に必要な重要な事項の協議・決定を行っています。
さらに定例重要会議への出席又は不定期の会議等において、経営の状態、事業遂行の状況、財務の状況、内部監査の実施状況、リスク管理及びコンプライアンスの状況等の報告を受けています。監査役会は取締役会開催に先立ち月次開催される他、必要に応じて随時開催されます。
2024年6月26日開催の第73回定時株主総会以降、2025年5月までの開催回数は14回です。社外監査役の出席率は100%となっています。

2024年6月26日~2025年5月
監査役会への出席状況(開催回数14回)

氏名 出席回数(回) 出席率(%)
社外監査役 山口 祐二 14 100
社外監査役 西 理広 14 100

③取締役指名委員会及び報酬委員会

当社では、指名委員会又は報酬委員会に相当する任意の委員会を設置しております。

指名委員会又は報酬委員会に相当する任意の委員会の有無の補足説明:
(1)取締役指名委員会の役割・権限・委員会構成等
当社の取締役指名委員会は、取締役の評価・選任に関し、取締役会に提言・助言を行っております。当該委員会は、ガバナンス担当役員である代表取締役会長の他、社外役員4名から構成されており、委員長は社外取締役の互選により決定しております。当該委員会事務局は人財戦略室長が務めております。

(2) 2024年6月26日開催の第73回定時株主総会以降、2025年5月までの取締役指名委員会の構成員・活動状況(出席率を含む)委員会構成、出席率及び活動状況は次のとおりとなります。
委員長:殿村取締役(社外、100%)
委員:三村取締役(社外、100%)、伊能取締役(社外、100%)、山口監査役(社外、89%)、小島代表取締役会長(社内、100%)
活動回数:9回
主な審議事項:取締役の候補者指名のための候補者との面談及び取締役の役位について。
なお、2025年6月26日開催の第74回定時株主総会以降の構成は、次のとおりとなります。
委員長:殿村取締役(社外)
委員:三村取締役(社外)、伊能取締役(社外)、原監査役(社外)、富山代表取締役社長(社内)

(3)報酬委員会の役割・権限・委員会構成等
当社の報酬委員会は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る基本方針に関し、取締役会に提言・助言を行っております。当該委員会は、ガバナンス担当役員である代表取締役会長の他、社外役員4名から構成されており、委員長は社外取締役の互選により決定しております。当該委員会事務局は人財戦略室長が務めております。

(4) 2024年6月26日開催の第73回定時株主総会以降、2025年5月までの報酬委員会の構成員・活動状況(出席率を含む)委員会構成、出席率及び活動状況は次のとおりとなります。
委員長:安江取締役(社外、100%)
委員:佐藤取締役(社外、80%)、山口監査役(社外、100%)、西監査役(社外、80%)、小島代表取締役会長(社内、100%)
活動回数:5回
主な審議事項:役員の報酬、取締役の役員賞与、役員向け株式交付信託、役員報酬制度の見直しについて。
なお、2025年6月26日開催の第74回定時株主総会以降の構成は、次のとおりとなります。
委員長:安江取締役(社外)
委員:有沢取締役(社外)、山口監査役(社外)、西監査役(社外)、富山代表取締役社長(社内)

④リスク/コンプライアンス委員会

コンプライアンス体制及びリスク管理体制の充実、徹底を図るため、代表取締役を委員長とし、社外取締役・監査役などで構成される「リスク/コンプライアンス委員会」を設置して、リスク/コンプライアンス上の重要な課題を審議し、その結果を取締役会に報告する体制を採っています。

<代表取締役社長諮問機関>
⑤執行役員評価委員会

当社グループは、「執行役員制」導入による権限委譲等により、取締役会の方針・戦略・監督のもと、各グループ及び各担当部門における業務執行の迅速化・効率化を図っています。
常勤取締役で構成される「執行役員評価委員会」を設置して、当社執行役員の評価等に関する幅広い助言を求めています。

⑥アドバイザリーコミッティ

社外取締役及び社外監査役などで構成される「アドバイザリーコミッティ」を設置して、当社及びグループの業務執行の有効性に関する幅広い助言を求めています。

⑦サステナビリティコミッティ

当社グループのサステナビリティ・ESG 課題についての事項につき代表取締役社長に助言・提言しています。
サステナビリティコミッティで議論された内容は、必要に応じて取締役会又は常務会に報告・具申を行います。

⑧懲罰委員会

社員の反則・不正等懲戒に該当する行為があった場合、就業規則に照らし合わせた懲戒処分を審議し、代表取締役社長に助言・提言をしています。

社外取締役・社外監査役のサポート体制

社外取締役及び社外監査役に対して、経営企画室のスタッフが取締役会の開催に際しての案内や議案の概要に関する可能な範囲での事前説明、その他必要情報の提供等を行っています。

取締役会全体の実効性に関する評価の分析・評価

<評価方法>
当社では、年1回以上、取締役会に出席している全取締役と全監査役に対して、取締役会全体の実効性に関する質問票を配布し、アンケート形式で自己評価を行っています。その回答結果を基に取締役会の諮問機関であるリスク/コンプライアンス委員会にて議論がなされた後、取締役会と、その事務局である経営企画室に対して評価結果及び課題が共有され、取締役会の実効性を高めるための改善につなげています。
(アンケート実施期間:2024年12月23日~2025年1月31日)

<アンケートの項目>
(1) 取締役会の審議に必要な体制
(2) 取締役会の構成員の知識・経験・能力
(3) 企業価値向上
(4) リスク管理及び内部統制管理
(5) 適切な情報開示の確保
(6) 経営幹部の育成プランニング

<評価結果の概要>
当社の取締役会では、経営上の重要な事項の承認と業務執行の監督を適切に行うための体制が構築されていること、企業価値向上に資する中長期経営戦略の策定と進捗管理がなされていること、情報開示を積極的に行っていること、さらには、取締役会議案の事前説明会が定着したことにより、取締役会における審議時間が適切に確保され、活発な意見交換が行われていることを確認しました。
女性幹部比率の向上やサクセッションプラン策定による新規幹部層の獲得など改善が見られる一方で、取締役会の構成員のより一層の多様性の確保や、取締役会での中長期の経営戦略に関わる議論(新規事業及び海外事業のモニタリング、コンプライアンス・BCPを含めたリスクマネジメント、海外グループ会社を含めた経営幹部の育成・登用)の充実と、メリハリのある会議運営の徹底といった取り組みが必要であることを確認しました。
当社は、これらの課題を踏まえてさらなる取締役会の実効性の確保に向けた取り組みを進めていきます。

  • 2024年12月
    〜2025年1月
    質問票によるアンケート実施
  • 2025年3月
    質問票の回答を取りまとめて
    リスク/コンプライアンス委員会にて討議
  • 2025年5月
    取締役会で報告

リスク管理

リスク/コンプライアンス委員会及び内部統制担当部門により、内部統制と一体化した全体的なリスク管理体制を構築しています。当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼしうる各リスクの詳細につきましては、以下の当社公式サイトをご参照ください。

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